「音楽と祈り」講座Youtubeで動画配信

三澤洋史

写真 三澤洋史のプロフィール写真

楽しい生活だけど・・・
 毎日、同じような生活を送っている。6時起床。早朝散歩で始まり、テーブルを囲んで家族全員で朝昼晩の食事をとる。これで杏樹が保育園にでも行ってくれると申し分ないんだが、小学生になって、しかも授業が連休明けまでないので、誰かが交代で杏樹の面倒を見ないといけないんだよね。もちろん、たまたま杏樹がひとりで遊んでいる時もある。

 後で述べるが、先週は「音楽と祈り」講座のYoutube配信のために、原稿を作っては録画を繰り返していたが、よく撮影中に杏樹はドアを勢いよく開けて、カメラの三脚に足を引っ掛けてアングルが変わってしまったりした。
 杏奈や志保が杏樹を連れだして外出している間はチャンス。結構集中して録画していて、
「なかなか良い映像になりそうだぞ、もう少し!」
と思っていたら、突然階下から、
「ジージいいいいいいー!帰ってきたよおおおおー!」
と叫ぶ声が聞こえて台無しになった。まあ、よく邪魔してくれた。

 楽しいのは、杏樹と一緒に、多摩川の土手でソリ遊びをすること。最初の日は、志保、杏奈、杏樹と僕の4人で、それぞれ自分の自転車に乗り、家から急な坂道をブレーキ掛けながら用心深く降りて、国立インターを通り過ぎ、石田大橋を渡って向こう側の土手に入り、ソリに適した場所を探した。ところがなかなか良いところがない。
 子供の頃の記憶を辿っていくと、草が長すぎてもいけないが、土が出てしまっても行けない。なかなか難しいんだ。石田大橋を渡って左側の土手をどんどん行ったら、行き止まって浅川という、多摩川の支流のひとつにぶつかってしまった。ついでにそこから橋を渡って高幡不動にお参りに行った。その後、日野三沢あたりや百草園を通って府中四谷橋を渡って帰ってきた。四谷橋の手前に、とってもソリ滑りに適した土手斜面を発見したが、もうみんな疲れ切っていて後の祭り。

写真 府中四谷橋と河原を歩く杏樹
府中四谷橋

 ということで、次の日は、その絶好のソリ斜面を目指して、まず志保と杏奈が杏樹を連れて行った。僕は、「音楽と祈り」ファイルの編集が終わったのだけれど、最終的にYoutubeにアップするところで、ファイルが大きすぎて別の手続きが必要だったり、いろいろ苦労して、お試し映像をアップすることにやっと成功してから、ひとりで杏樹達を追い掛けた。

 すでに四谷橋を自転車で颯爽と風を切って渡っている時に、河川敷から杏樹の良く響く「じーじ!」という声が聞こえてきた。行ってみて分かったのだが、一個所、これ以上ないほどにソリ遊びにピッタリな斜面があった。
 子供の頃は段ボールの切れ端で毎日のように近くの土手で滑っていた。その時、よくロウを塗っていたのを思い出した。でもプラスチック製のソリだと、ロウが染みこまない。試しに、持参したスキーのための液体ワックス、「チームレスキューの極(きわみ)」を塗ってみたら、凄いぜ!恐いくらいに超快速で滑った。ところがね、草の上だとたった1回しかもたないのだ。雪の上だとまる1日しっかり効き続けるのだけどね。
 杏樹はめっちゃ喜んで、
「もう一回塗って!もう1回!」
と言うので五、六回は塗ってあげたが、これってねえ、20mlしかないのに3980円もするんだよ。もう今シーズンは使わないんだけど、もったいなくてねえ・・・。

写真 多摩川の土手でソリの二人乗り遊びをする杏樹と三澤
ソリ二人乗り

 気が付いたら、志保や杏奈も滑っている。
「じーじも滑って!」
というので滑ってみたら、いやあ、めっちゃ楽しい!いちいちソリ持って土手を駆け上がらないといけないので、
「リフトが欲しいな」
と言ったら、みんな笑った。

写真 多摩川の河川敷でゴロゴロ遊び
河川敷でゴロゴロ

 杏樹は、どこまでも自転車で行く。本当は、小学校に上がったら、切り替え付きのもっとカッコ良くて大きい自転車を買ってあげようと思っていたが、この先ギャラが入るあてがないので、ちょっとおあずけだ。2年前から乗っている子供自転車は小さな車輪のため、めちゃめちゃグルグル足を回す割には、スピードが出ないので気の毒。でも、本人はそんなことちっとも気にしないで喜んで乗り回している。

 しかし・・・まあ・・・こんな生活が、一体いつまで続くんでしょうねえ・・・って、ゆーか、忙しい生活が再び始まったとしても、体がこの生活に慣れてしまったら、社会復帰できないんじゃないだろうか?
 ま、スパッとフル稼働に戻ることもないだろうから、あまり心配することもないか・・・。

「音楽と祈り」講座Youtubeで動画配信
 真生会館の講座「音楽と祈り」をYoutubeで動画配信してみた。初めての体験なので、なかなかここまでくるのは楽ではなかった。他の予定がなくて、暇だから配信にまで辿り着くことができたが、通常のスケジュールの中だったら、間違いなく途中で挫折してしまっただろうね。まあ、一度やって分かってみれば、次にやる時には今回よりもかなりスムースになることは間違いないんだけど・・・。

 まず、カメラの前で不特定多数の観衆を前にしゃべることに、こんなに慣れていないんだと初めて気が付いた。お客様がいた方が全然やり易いんだね。カメラを前にすると妙に緊張してしまって、つまらないところで滑舌が悪くなって噛んでしまったり、言い間違えたりしてしまったり、一応要点を書いたものを原稿として目の前に置いているんだけど、次に言うべきことを頭の中が真っ白になって???と止まってしまったり・・・・。
 そんなに完璧なものを撮らなくてもいいとも思うのだけど、後に残る映像と思うと、引っ掛かったところが気になって・・・まあいいかな・・・うーん、でもやっぱり撮り直したい・・・という感じになって、気が付くと何度もカメラを回している。
 ある時なんか、とってもうまくいって、決定版!!と大得意になって、プレイバックを見たら・・・・いつものブレザーを着るのを忘れていて、しょぼい真っ赤なフリースのまんま録画していた。トホホ・・・・というので、また撮り直した。
 あらためて巷のユーチューバー達のスピーチって、素晴らしいなと思った。よくあんなに原稿もなく、思いつくままにスラスラと言えるなあ。これも才能だなあ。

 Rinascerò,rinasceraiの三澤家ファミリーズのライブ映像を練習して撮るのは楽しかった。映像にはコンガを叩きながら歌う僕と、ピアノ伴奏の志保、それに杏樹のみが映っているが、陰コーラス要員として妻と次女の杏奈が歌っている。
 和気藹々の雰囲気の中で何度か練習して、さて録画ということになってカメラが回り出したら、青いドレスを着て妙に盛り上がっている杏樹が、あまりにノリノリで歌って踊るので、みんなで笑ってしまい、何度かNGとなった。
 本番映像も、前半はノリノリ絶頂だった杏樹だが、ある瞬間から飽きてしまって急にオフ・モードになった。後ろの棚のCDなんか触っている。まあ、ファミリーだからね。完璧性を追求するよりも、こういうアットホームな雰囲気もアリかな、ということで採用した。

 話の内容は、結構普段僕がいろんなところで言っていたり、「今日この頃」に書いたり、それから新刊本の「あとがき」などの内容とダブっている。でも、自分で映像をプレイバックして何度も観て思ったのは、文字で読むのと随分印象が違うんだね。
 まあ、今の時点で、自分が皆さんに告げておきたかったことは、全般的には、とりあえず言い尽くしているかなという感じ。個別論的にはいろいろあるんだけど、そんなこと言っていると、いくら時間があっても足りない。

 ちょっと気になっていることとしては、真生会館講座という位置づけでカトリック信者を相手にしているにしては、ややスピリチュアルな方向に傾いていること。人によっては、ちょっと違和感を感じる人がいるかも知れない。しかしながらね、従来の枠にはめられただけのキリスト教では、このグローバルに拡大した新型コロナ・ウイルスの本質を読み解くことは難しいんだよね。
 その意味でも、教皇フランシスコは素晴らしいよ。復活祭のメッセージで、
「今は、無関心、利己主義、分裂、忘却の時ではない」
と言った後、僕と同じように、今は全人類が本当にひとつになって協力して、このパンデミックに立ち向かわなければならない、分裂などしている場合ではない、と結論づけている。
 つまりね、
「受難の聖週間を経てキリストが復活した、喜ばしい時だ」
というステレオ・タイプの言葉だけ並べても仕方がないんだ。
 極端に言えば、全世界に数え切れないキングギドラが攻めてきた、という感じで全人類の危機なのだから、本当の意味でのグロバリゼーションの意識を持つべきだし、国どうしていがみ合っている場合ではない、というのを、宗教者こそ言わなければならない。
 その意味では、2000年前のキリストを振り返るだけではなく、
「今、キリストが生きていたら、何を思い、何を言うだろう?」
という視点を持つべきだと思う。

 編集の仕方とかまだまだ未熟で、しかもちょっと言い間違えているところなんかもあって、細部のところでは悔いが残らないでもないのだが、これ以上凝ると、いくら経ってもできあがらないので、ま、とりあえず、こんなん出来ました!

 あらかじめ注意しておきますが、本来1時間半の真生会館の講座をネット配信したものなので、約1時間3分ほどかかります。通常のYoutube映像としてみると結構長いので、視聴する方は、それなりに覚悟し、腰を落ち着けて観てください。出来れば、中断せずに一気に視聴していただいた方が効果的だと思います。
 ちなみに、このお試し映像を真生会館の担当者に送ったら、とても喜んでくださったし、この映像を真生会館4月の講座「音楽と祈り」として正式に位置づけてくださった。


「音楽と祈り」

冒頭の画像では、愛知祝祭管弦楽団のカーテンコールの画像を使わせていただきました。どうかこれをいろんな人に伝えてください。
よろしくお願いします!
(事務局注:Rinascerò,rinascerai原曲)


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