あらすじ
舞台はキリスト時代のユダヤ。ローマ帝国は、この地を属国として支配していたが、熱心党などによる反乱、暴動が後を絶たなかった。ローマ高官を相手にする高級娼婦マリアも、熱心党首領ノアムを恋人に持ち、ローマの情報を熱心党に流していた。
「愛、はてしなく」から、
「あなたたちの中で罪のない者が」
「愛、はてしなく」のテーマ
それにしても「愛はてしなく」で扱っているのは大きなテーマだ。この作品を初演した時は、まだ作った本人の悟りがそこまで追いついていなかった。今は追いついているのかと言われると、あんまり変わらないんだけど、それでも歳を取った分だけ違うような気がする。この作品って、きっと、僕がもっと悟ってくると、もっともっと感動的なものに仕上がってくるのではないかな。僕の悟りのバロメーターになるのではないかな。自分で言うのもなんだけど、とても不思議な作品だ。
「あいはて」が抜けない!(2008.8.24 今日この頃 )のページへ